ダニ取りシートを使ったことのある方の中は、「以前はそんなに効果がなかったから、もう信用していない」という方もいるのではないでしょうか。

 

また、これから購入を検討している方も、効果に半信半疑になっていることでしょう。

 

そんな方々へ、ここでは以下のポイントをまとめました。

 

  • ダニ取りシートのタイプごとの効果や目的
  • 効果を発揮するための使い方とコツ
  • 効果を半減させないための注意点

 

ダニ取りシートの効果をしっかり引き出すために、ぜひ参考にしてみてください。

 

ダニ取りシートの基本情報

 

ダニ取りシートの主なはたらきは、ダニが好む誘引剤(食べ物系の香料)で生体をおびき出し、粘着シートなどで捕獲することです。

 

誘引剤によって、多少距離のある場所にひそんでいたダニも捕獲できるため、家中に数個点在させておくだけで多くのダニを駆除することができます。

 

ダニ取りシートは、構造ごとに大きく分けると2タイプ存在します。

 

『乾燥タイプ』と『粘着シートタイプ』で、特徴はそれぞれ以下のとおりです。

 

 

乾燥タイプ

粘着シートタイプ

捕獲方法

吸湿材でダニの体から水分を奪い、動きを止める

粘着シートで動きを止める

主な成分

吸湿性セラミック

スフゴム系粘着剤・アクリル酸系など

メリット

捕獲後はダニが長時間動くことがない

価格が安いものが多い

デメリット

商品の選択肢が少ない

ダニが逃げる粗悪品も多い

 

効果的にダニ取りシートを使う方法はあるの?

 

効果的にダニ取りシートを使うには、商品ごとの特徴を把握したうえで適切な使い方をする必要があります。

 

「置くだけで簡単にダニ退治」を売りとする商品も多く販売されていますが、より効果を発揮させるには「置くだけ」では不十分です。

 

ダニ取りシートを最大限活用するためのポイントをご紹介します。

 

まずはタイプ別の効果と目的を知ろう

 

2タイプに分けることができるダニ取りシートは、どちらも誘引剤で多くのダニをおびきだし捕獲するものですが、厳密には仕組みと効果が異なります。

 

  • 乾燥タイプ…捕獲したダニを駆除する
  • 粘着シートタイプ…ダニを捕獲して逃がさない

 

乾燥タイプに入り込んだダニは、体中を吸湿材に覆われることで水分が奪われ、干からびた状態で動きを止めます。

 

つまり捕獲後は時間をかけずダニを死なせていますが、粘着シートタイプは逆の効果です。

 

粘着シートはネズミ捕りのような強い粘着力でダニの足や体に絡みつき、動きを止めます。

 

体自体に悪影響となる薬剤は含まれていないことが多く、捕獲された程度では即座に死ぬことはありません。

 

乾燥タイプはダニが即座に駆除されるため、捕獲後にフンや子どもが増えるリスクを減らす効果が期待でき、「捕獲した後にダニが動いているのは嫌だ」という方におすすめです。

 

粘着シートタイプは捕獲後もしばらく生きており、フンや子どもが新たに増える可能性がありますが、価格が安いため「安くダニ捕獲できるなら、少しくらい生きていても良い」という方向けです。

 

確実な駆除と安く捕獲すること、どちらを目的とするのかで設置するダニ取りシートを選びましょう。

 

乾燥タイプの効果を引き出す使い方

 

乾燥タイプのダニ取りシートを使用する場合、ちょっとした工夫や注意をするだけで効果をしっかりと引き出すことができます。

 

誤った使い方をしては効果がまったく出ない可能性もあるため、正しい使用方法を守ってください。

 

正しい乾燥タイプのダニ取りシートの使い方や注意点は、以下の4つです。

 

  • 濡れた場所で使わない・商品を濡らさない
  • ケースやカバーに必ず入れる
  • こぼれた誘引剤は掃除してから設置する
  • 設置場所は変えない

 

乾燥タイプはダニ本体の水分を吸い取って干からびさせることで駆除するため、吸水する成分が主に使用されています。

 

濡れた場所で使ったり、ダニ取りシート本体を濡らしてしまうと吸水成分の効果がなくなってしまいます。

 

誘引剤も濡れるため、設置場所は必ず濡れていないかどうか確認しましょう。

 

粉状の誘引剤は粒子が細かく、こぼれやすい特徴があります。

 

他の場所にダニが集まってしまわないよう、専用ケースやカバーに入れて使い、こぼれた誘引剤は必ず掃除してから設置してください。

 

また、ダニが誘引剤に誘われて集まるまで2~3週間を要するため、「ここでは集まらないみたい」と無闇に設置場所をコロコロ変えないことも大切です。

 

粘着シートタイプの効果をアップさせる使い方

 

粘着シートタイプのダニ取りシートは、乾燥タイプと比べてダニが捕獲後も生きている時間が長い特徴を持っています。

 

そのため使用方法に注意しなければ、せっかく捕獲したダニが逃げ出す可能性があります。

 

効果的に粘着シートの特性を活かすには、以下の5つの注意点を意識して使用しましょう。

 

  • 設置する個数をケチらない
  • 濡れた場所で使わない・商品を濡らさない
  • こぼれた誘引剤は掃除してから設置する
  • 設置場所は変えない
  • 掃除機をかけるときは避ける

 

粘着シートタイプの多くは、複数枚セットで販売されています。

 

お徳用なのではなく、複数枚を一度に家のあちらこちらに設置することを前提とした入数のため、必ず取扱説明書の目安枚数を守って設置してください。

 

たとえばダニピタ君の場合、シングルサイズの布団やベッドで2枚程度使用します。

 

粘着シートの粘着力を劣化させないためと、誘引剤の効果を発揮させるために、濡れた場所での使用は避けましょう。(濡れたものは乾燥させても再利用できません)

 

粉状の誘引剤にはダニをおびきだす効果しかないため、こぼれた誘引剤はきちんと掃除する必要があります。

 

おびき寄せたダニを確実に粘着シートへ誘導するには、コロコロと設置場所を変えないことも大切です。

 

ただし、粘着シートの劣化につながりそうな高温やホコリのリスクを避ける必要があるため、掃除機をかけるときや布団乾燥機をかけるときは、一時的に移動させましょう。

 

ダニ取りシートを使ううえで注意すべき点

 

乾燥タイプと粘着シートタイプ、それぞれ捕獲方法が異なるダニ取りシートですが、両方に共通する注意点もあります。

 

安全に継続使用するには、以下の4つを必ず守ってください。

 

  • 子ども・ペットの誤飲に気を付ける
  • 誤って洗濯しない
  • 薬剤に触ったときは即座に洗い流す
  • 使用期限・未使用品の保管期限を守る

 

成分的には安全なダニ取りシートでも、いちど設置すると有害なダニが付着するため、子どもやペットに触れさせるべきではありません。

 

ベビーベッドや子ども部屋、ペット用ケージなどに設置するときは、子ども・ペットがいたずらしないような場所(マットレスの下など)へ隠すように置きましょう。

 

ダニをシート以外の場所へ呼び込まないよう、薬剤がついた場所は洗濯や掃除できれいにし、体に付着したものは早めに洗い流してください。

 

設定されている使用期限(2年程度・商品ごとに異なる)を守ることも重要です。

 

個包装の開封・未開封で使用期限が変わるため、しばらく使用しないものは開封せず保管しておきましょう。

 

まとめ

 

ダニ取りシートの効果を最大限引き出す方法は、大まかに分類すると「本体を濡らさない」「誘引剤をこぼさない」「頻繁に設置場所を変えない」の3つです。

 

 

 

状態に注意することはもちろん、強力な誘引剤を使用していてもダニをおびき寄せるには数日かかるため、一度設置すると決めた場所から移動させないようにしましょう。

 

しっかりダニ取りシートの効果を発揮するためにも、各商品の注意書きを必ず守り、こちらでご紹介した工夫もぜひ意識してみてください。